プロが厳選!英語学習に役立つ「映画・ドラマ9選」 ファミリー向けや受験生、社会人向けなど紹介
【ビジネス英会話を学ぶ際におすすめの3選】
英検:準2級、TOEIC~500点
アン・ハサウェイ演じるファッションサイトの女性CEOのもとにやってきたインターンのベンはなんと70歳。やがて2人の間に年齢や性別を超えた信頼と友情が生まれ、人生経験豊かなベンの存在が、CEOの人生を大きく変えていきます。
急成長中の会社が舞台で、ミーティング風景などビジネスシーンが多く、仕事で英語を使うイメージを持ちながら見ることができます。
また、ロバート・デ・ニーロ演じるベンの人間性がすばらしく、人生の教訓になる名言が盛りだくさんのほか、ビジネス表現を学ぶのにも役立ちます。ベンのせりふ「When you need someone, you know you can count on」(訳:誰か必要なときには、私を頼って)に使われている「count on 〜 :〜を頼る」のように、TOEICの頻出熟語も出てきます(樋口氏)。
使えるとカッコいいフレーズも
英検:2級~準1級、TOEIC 500~900点
人間性に難ありの敏腕弁護士と、驚異的な頭脳を持つ無資格弁護士が連携して数々の法律事件に挑むテレビドラマ。2018年にはフジテレビ系「月9」ドラマ枠でリメイクされ、織田裕二が主人公を演じた。
カッコいい仕事の現場を英語で楽しめます。法律事務所が舞台で「witness:(法廷に立つ) 証人」「deposition:宣誓供述書」「jeopardy:(有罪になる) 危険性」など法律系の難しい単語が頻出し、ストーリーも単純ではないため、ビジネス英語を深く学びたい上級者向け。
1周目は日本語字幕で楽しんだ後で、英語字幕を使って英語での言い回しを学ぶのがおすすめ。早口の場面も多いため、聞き取れなかったところはシャドーイング/リピーティング学習で慣れていきましょう(田村氏)。
英検:5~3級、TOEIC:~400点
祖国で突然クーデターが起こり、パスポートが無効になってニューヨークのJFK国際空港内で長期間にわたって生活することになった男と、ターミナルの従業員との交流を描いたヒューマンドラマ。
トム・ハンクス演じる主人公は東欧の架空の国家出身で、ドラマの中で独学で英語を覚えていきます。主人公もいわば「初学者」のため会話がとても聞き取りやすく、英語で映画を視聴する入門的な作品です。文法の完璧さにこだわらず「まずは自分の知っている知識で話してみる」という英会話の基本姿勢も教えてくれます(幾嶋氏)。
「一年の計は元旦にあり」という。英語のレベルを上げたいと考えている人は、ここに紹介した映画から自分にぴったりの1本を選んで、正月休みや旅行の移動時間に学んでみてはいかがだろうか。
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