20年で市場60%減!「日本のスキー場」逆転の秘策 スキー場で「夏にも稼ぐ」逆転ヒットの根本発想

「ビジネスの定義」考え直すことの絶大な効果
あなたの会社が「何のビジネスを行っていて、競合は誰か」、真剣に考えたことはありますか?
「そんなあたりまえのこと、わざわざ考えたことがない」という方がほとんどだと思います。
ですが、私が代表をつとめるスキー場、白馬岩岳マウンテンリゾートでは、この質問に真剣に向き合い、あらためて自分たちのビジネスを定義しなおした結果、経営の危機から一転、V字回復を果たすことができました。
手前味噌ですが、その成果は目覚ましいものでした。
さまざまなヒットにめぐまれ、スキー場なのに「夏のほうが来場者数が多くなる」という実績を上げることができました。夏の利益をもとに、冬のスキーに訪れるお客さんにも喜んでいただけるような投資も進んでいます。

このように、「ビジネスの定義」は、直接的に業績を左右します。今回は、「夏に儲けるスキー場」をつくることができた、その最初のきっかけの発想をご紹介します。

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