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キャリア・教育

会話のペースを握る人が無意識にやっていること 相手にアクションが起こらなければ「伝えただけ」

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  • 桐生 稔 伝わる話し方の専門家
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では、どうやってアクションを起こすのか? これも人間の大事な心理があります。「人間はイメージできないと一歩も動けない」ということ。なぜ、暗闇だと足がすくんでしまうのか? それは歩く道程が想像できないからです。

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突然、「土曜の夜は空いていますか?」と言われたら、返答しづらいです。何をするのかイメージができないからです。誰かの提案に乗るときも、商品を買うときも、人はイメージできないとアクションが起こせません。ということは、相手にアクションを起こしてもらうには、相手にイメージさせればいいということになります。

どうやって? 次のようにです。

「What(何を)」

「Will be(どうなる)」

この2つを明確に伝えます。先ほどの朝礼の例なら次のような感じです。

朝礼で挨拶のことを話す場合

「What(何を)」…元気よく挨拶をしよう!

「Will be(どうなる)」…元気な挨拶をすると、嫌な気分が吹き飛んで仕事も楽しくなってくるよ!

 ディーラーが車を販売する場合

「What(何を)」…トヨタのミニバン「アルファード」をおすすめします。

「Will be(どうなる)」…3列シートで広々したスペースを確保しているので、ご家族が増えても快適に運転することができます。

部下に「斬新なアイデアを資料に盛り込んでくれ」と指示する場合

「What(何を)」…今回は若年層に特化したアプリを作りたい。

「Will be(どうなる)」…10代、20代が毎日触れるようなものにしたい。

モチベーション(motivation)の語源は、ラテン語で「move」です。つまり「動くこと」。モチベーションを高めることができる人は、相手の動きを誘発できる人です。

その源になるのが、未来はどうなるのか? 「Will be」をイメージさせること。そして相手の頭の中に写真を描くかのごとく、想像させることです。これができる人が「伝える」ではなく「伝わる」人です。

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