YouTubeやたら見る人も意外と知らない最新動向 新機能で何が変わる?アメリカの先行例も流行へ

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最近の小学生や中学生はYouTubeを勉強のために使う需要も高まっており、自分の学びたい分野を学習系YouTuberを通してどこまでも学ぶことができます。YouTubeを学習のために使用する傾向は社会人の間でも顕著です。お金を払って学ばないといけないような質の高い内容を、YouTubeでは無料で視聴することができます。いまやYouTuberはエンタメだけではなく、学習や世界を広げる役にも立っているのです。

そうした中でさらに増えそうなYouTuberは「自分の職業を見せる」クリエーター。

最近注目しているのが40万人の登録者がいる「大工の正やん」というチャンネルです。

福井県の65歳の男性が大工仕事をしている様子を配信したチャンネルで、物件のリフォームやDIYの様子の動画が平均25万回ほど再生されており、海外でも視聴が伸びています。

工場見学のテレビ番組が普遍的に人気なように、職人などの一般的には垣間見られない特殊な技能の職業のYouTubeは今後も伸びていく可能性を感じます。

「職人系YouTube」が広がっていきそう

とくに寿司職人や大工といった、SNSでこれまであまり発信されてこなかった昔気質な職種がYouTubeで伸びていく印象があります。自社の技術を発信でき、かつ若者や海外にもリーチができる「職人系YouTube」はビジネスアカウントとしても広げていきそうです。

YouTubeのビジネス活用の幅は近年さらに広がりを見せています。広告の形は多様化します。

これまで一般的だった「案件」と呼ばれる形式(YouTuberに商材やサービスを紹介してもらう形)に加え、テレビ番組と同様に、番組型のコンテンツにスポンサーとして提携するスタイルも増えてきました。

視聴者層が多様になるにつれ、広告商材のジャンルも視聴者の世代に合わせて広がっていきます。さらに今後はYouTubeショートやYouTubeショッピングを活用したD2Cの可能性も広がっていくでしょう。

YouTubeは近年、個人にとっての日常になるだけでなく、企業・ビジネスにも欠かすことができない存在となりました。ビジネスに活用したいと考える企業は、まずは興味のあるジャンルを視聴者の目線で掘り下げていき、そこからどのように自社の商品・サービスと結び付けていくのかを考えていくのが重要です。

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こす.くま YouTube作家

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Kosu.Kuma

「すのはら」(写真上)、「たけちまるぽこ」(写真下)によるYouTube作家チーム。個人、企業を問わず、YouTubeチャンネル運営におけるブランディング・企画制作・マーケティング支援を行っている。制作協力に『ウ”ィ”エ” ヒカキンVer.(HikakinTV)』、『この動画は再生回数0回を目指します。(東海オンエア)』、『泥酔したら即帰宅「地獄の48時間」ネクステ初旅行(ヒカル)』などがある。

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