YouTubeの新機能から見る2023年流行予測
2023年のYouTubeで最も注目しているのはYouTubeショートクリエーターの発展と増加です。その理由には2023年初頭からはじまるYouTubeショートの広告収益化のスタートがあります。
2020年に機能として追加されたYouTubeショートは、1日の視聴回数300億回以上、月間ログインユーザー数15億人以上とこの2年で着々と成長を遂げてきました。
一方、広告還元率は長尺動画と比べかなり低く、1再生当たり長尺だと0.46円のところショートでは0.01円程度と再生数を稼げても大きな収益にはつながらない状況でした。
にもかかわらず、前回(YouTubeにテレビ並みの番組がやたら増えた理由/11月23日配信)・前々回(TikTokとYouTube「縦型動画」使いこなす必勝法/9月20日配信)の記事でも解説したようにショートに特化したクリエーターは徐々に増え、ユーザー数も短尺動画アプリのTikTokと変わらないほどにまで成長しています。
そうした中、今年9月にYouTubeは正式にYouTubeショートのクリエーターの支援を強化し、新たな広告収益モデルをスタートすると発表しました。これにより、ショートクリエーターのさらなる増加が見込めるでしょう。
また、切り抜き動画のクリエーターも簡単な動画編集で収益を得ることができるため、参入者が増えることが予測されます。
切り抜き動画と長尺YouTube番組はとても相性がいいコンテンツです。長尺コンテンツの中で“引きがある”シーンは切り抜きとして再生され、長尺コンテンツのPRとしての役割も果たしています。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら