今までの上司が経験してきた成功体験、指導方法は、基本的に通用しないと考えるべきです。なぜなら、現在の若年層である「Z世代」には、理解しがたいものが多いからです。
Z世代の由来はアメリカから伝わってきたといわれています。この言葉は世代分類を指すことです。アメリカの「ジェネレーションZ」から来ていて、そこからZ世代という言葉で、日本国内で広がりました。年齢は明確に定義されていませんが、「1990年半ばから2010年代生まれの世代」を指すことが一般的です。
Z世代の人材を定着させるには
Z世代の人材を定着させるためには、まず特徴を知ることが必要です。「今の若いやつらは!」と考える前に、このZ世代の特徴を捉えてみましょう。
・注意されるとすぐめげる
・言われたことしかやらない、指示待ち
・責任ある仕事を任されることに不安を感じる
・自分の成長につながると思えないことはやらない
・情報にはとても強い
・貯蓄傾向にある
・メールで済ませる
・失敗を恐れ、間違いのない答えを求める
・楽に成果を上げたいと考えている
・年長者と話そうとしない
・上司との酒はきっぱり断る
・現実主義である
つまり、「受け身」「安定志向」「デジタルに強い」のが、Z世代の特徴なのです。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら