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アントニオ猪木氏「外交に勝利なし」断言の深い訳 本当の意味で「命を懸ける政治家」が少ない

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猪木今の北朝鮮問題は、わかりやすく言うと、「カギをかけてカギの暗証番号を忘れてしまった、カギを失くしてしまった」という状態です。

「カギの暗証番号」を忘れた日本の対北外交

つまり、「制裁」をかけるのであれば、「その解き方」を知っておかないといけないでしょう。

ムーギー:ああ、うまいことおっしゃいますね。今は、日本が制裁しても、あんまりインパクトがないぐらい政策手段がなくなってしまっています。その一方、ほかの国、特に中国の影響力が増しています。

猪木日本政府は、日本と北朝鮮、この2方向しか見ていないのです。本当は北朝鮮に関わるいろんな国があるわけです。

ムーギー:今、制裁をしても、たんに外交的影響力を失うだけですよね。

猪木:では、何ができるのかといえば、もう話し合うしかない。核はいけない。ただし北朝鮮はそれしか武器、外交カードがない。北朝鮮は「核を絶対つくる。つくったうえで国際社会で話をしよう」と公言しています。

いちばんあちらの国が望んでいることは、やっぱり経済問題ですね。その見返りがなくて、いろいろなことを言っても効果はない。こういう言い方すると「なんだ、お前北朝鮮の太鼓持ちをやっているのか」と言われるのですが、誰かが本当のことを言わないといけない

ムーギー:猪木さんが本当にすごいなと思うのは、政治的にいちばんリスクのある、いちばん反発をくらう問題に関して、周りの反対を無視してどーんと持論をおっしゃるところです。

猪木:ただ、反対はほとんど一部ですよ。「頑張ってください」という大衆もいます。

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【「国家10年の計」は必要】

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