「政治家アントニオ猪木氏」北朝鮮外交の凄い裏側 北朝鮮と「ここまで太いパイプ」を持てた深い訳

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「北朝鮮外交」を語るアントニオ猪木氏
生前にアントニオ猪木氏に行っていたロングインタビューを再編集し、お届けします。今回は前編です(撮影:今井 康一)
元人気プロレスラーで、政治家として参院議員を計2期務めたアントニオ猪木(本名・猪木寛至)さんが1日、亡くなりました。
話題の書『そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。』の著者ムーギー・キム氏は、40年来のプロレスファンで、2013年には「東洋経済オンライン」でロングインタビューを実施。
そこで猪木氏が余すところなく語っていた「燃える闘魂」の仕事と生き様について、記事を再構成し、2回にわたり掲載します(今回は前編です)。

「政治家」アントニオ猪木氏の優先課題は?

――本日は、お忙しい中、時間をつくっていただきありがとうございます。「東洋経済オンライン」で人気コラムニストであるムーギー・キムさんから「ぜひとも猪木さんに話を伺いたい」とのリクエストがありまして、今回の対談企画となりました。本日は、北朝鮮の話から、政策の話まで、多岐にわたってご質問させていただければと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

猪木:はい、よろしくお願いします。

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ムーギー:猪木さん、お忙しいところありがとうございます。今回、休みで数日間日本に帰ってきまして、注目の議員、注目のポリシーを持たれているユニークな議員さんを特集させていただこうということで、猪木さんのお時間をいただくことになりました。

早速ですが、今回、議員になられたうえで、猪木さんがいちばん取り組みたいと思われているのが北朝鮮との外交の立て直しだと伺っております。特に、首相同士が1対1で話し合える信頼関係をつくるお膳立てをしたいとおっしゃっているそうで。

そんな中、猪木さんがこれだけは任期の6年間で取り組みたいと思われている優先課題は何でしょうか。

猪木:まず、北朝鮮に限ったことではなく、東アジア全体の問題として外交問題に取り組みたい。もうひとつは、中東の外交です。私は「モハメド・フセイン」という名前も持っているくらいですから。

ムーギー「モハメド・フセイン猪木」というお名前もお持ちなのですか。

猪木:1990年のイラクの人質解放のときに、カルバラ(イラク中部の都市。イスラム教シーア派の聖地)のモスクでもらったのが「モハメド・フセイン」という名前です。

あとは、中南米。特にブラジルには子供のときに住んでいたこともあります。今でもキューバなどいろいろな国に人脈があります

とにかく今の日本は、いちばん必要とされている“議員外交”ができていません外務省が行う外交の枠を越えた部分での取り組みが必要です。一緒に酒を飲んで、下ネタではないけれども、本音で語り合うという、人間的な部分がいちばん大事です。

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