「新卒1年目に年収1500万円を提示」、水面下の新卒採用で"非公開"に広がる異例の求人。年収400万円台では選ばれない「ヘッドハンティング」事情
新卒採用の現場で、人材紹介エージェントを介した手法が普及しつつある。これまで、新卒人材紹介は「就活が思うように進まない学生」と「採用数の充足に苦戦する企業」の利用がメインだったが、昨今では「新卒ヘッドハンティング」とも言える“攻めの手法”へと変貌を遂げているのだ。
初年度から年収1500万円を提示する異例の求人
新卒人材紹介の利用単価は、就職ナビサイトの採用単価に比べて高く、学生1人当たり100万円ほどだ。しかし、企業の「採用コストをかけてでも優秀な新卒人材を確保したい」という強いニーズを満たしているようで、市場には初年度から年収1500万円を提示する異例の求人も出現した。
新卒の売り手市場が続き、優秀な学生を採用することが難しくなってきた中で、従来の就職ナビサイトなどを用いた募集には限界が見え始めている。こうした構造的な変化を背景に、独自の人材発掘力を持つ人材紹介に期待する企業が急速に増加しているのだ。
事実、リクルート就職みらい研究所の「就職白書」によれば、2026年卒業予定者の採用において「人材紹介を利用する」と回答した企業は2割を超えており、手法として着実に利用が広まっている実態が浮き彫りとなった。


















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