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「新卒1年目に年収1500万円を提示」、水面下の新卒採用で"非公開"に広がる異例の求人。年収400万円台では選ばれない「ヘッドハンティング」事情

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  • 江川 隆泰 ハウテレビジョン 外資就活エージェント事業責任者
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利用学生の事例

・日本大学3年/M&A仲介職

「M&A仲介会社の、1次面接免除という非公開ルートに誘われた。学歴といった表面的な情報だけでなく、広告代理店のインターンで上げたマーケティングの成果から、能力を正当に評価してもらえた」

・University of London 学部3年/日系企業のグローバルマーケター職

「海外にいて日本の就活の情報を得づらい中、事業企画に携われる機会を教えてくれてありがたかった。漠然とコンサル企業から受け始めていたが、支援者じゃなく当事者として事業を育てる選択肢を提案されて、魅力的に感じた」

・早稲田大学修士1年/事業企画職

「5年以上のアメリカ在住経験を生かすため、当初は漠然と外資系企業を志望していた。エージェントから求人を紹介された際、国内企業にこれほど英語を生かせる選択肢があるのかと驚いた」

これからの新卒採用を勝ち抜く要点

中途採用市場における人材確保の難易度が上がる中で、早期戦力化を期待できる新卒学生に対する企業のニーズは、日に日に増している。空前の売り手市場という環境下では、単なる求人告知にとどまらず、非公開求人や特別ポジション、さらには個別のオファー制を戦略的に駆使し、いかにしてターゲットとなる学生の興味関心を引き寄せるかが最重要課題だ。

しかし、せっかく設けた特別なポストや破格の待遇を、引く手あまたの優秀な学生に正確に認知してもらうことは至難の業だ。ナビサイトに代表される膨大な情報の海の中で、高度な要件を伴う「とがった求人」は往々にして埋没してしまう。加えて、提示した高い要件を満たす候補者を精緻に見極めるプロセスには、莫大な時間と労力がかかる。人事担当者があまたの学生と対峙してそれぞれの資質を評価するには、物理的な限界があるだろう。

これまで中途採用が主流だった人材紹介という仕組みは、今後は新卒採用における課題の解決策の1つとしても普及していくと見込まれる。新卒一括採用という旧来の枠組みを超え、個の能力と企業のニーズがより高度に、かつダイレクトに結びつく時代。その新たな潮流を正確に捉え、企業も学生も慣習に縛られない柔軟な対応を取ることが、これからの採用・就職活動における成否を分けるカギとなりそうだ。

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