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スターフライヤー、6年半ぶりに国際線を再開。背景と狙いを路線戦略の責任者に聞く。2027年に国際線拡大も目指す!

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福岡空港に駐機するスターフライヤー
スターフライヤーは6年半ぶりに北九州―台北の国際線を再開する(撮影:尾形文繁)  

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2026年秋、6年ぶりに国際線定期便を再開するスターフライヤー。同社で路線戦略などを担当する早川知宏・経営企画本部長に狙いと方針について聞いた。

――北九州―台北便を再開する経緯はどのようなものですか。

もともと当社は18年に北九州―台北(桃園)線と中部―台北線の2路線を国際線定期便として飛ばしていた。当時は全社の営業利益率が8%近くと、中堅航空会社としてある程度遜色がない水準まで上げることができた段階。さらなる成長ステージとして国際線に打って出ようというところだった。

残念ながら、新型コロナの影響で20年3月にいったん休止することになった。あれから6年になろうとしている。為替の影響で利益水準はまだまだ(回復できていないの)だが、売上高は過去最高、旅客数も過去最多になり、完全にコロナ前を超える実績を創出できるレベルまで戻せた。

一方で国内線市場は成熟市場で、少子高齢化の影響もあって伸び悩んでいる。今までは九州北部を拠点に東側(国内)しか見ていなかったが、西側(海外)も見ていこうと準備を進めてきた。

航空会社にとって、海を越えるなんて「水たまりを越える」ようなもの。西に目を向けて東アジアに成長のフィールドを見いだしている。その第1ステップとして今回の国際線再開を位置づけている。

国際線再開を見据えて海外拠点を残していた

――これまでどのような再開の準備をしてきましたか。

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