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――ファナックといえば、自社技術による垂直統合、いわゆる「自前主義」が強みでもありました。しかし今回、エヌビディアのプラットフォーム対応など「オープン化」へと舵を切りました。主導権を奪われる懸念はありませんか?
確かにこれまでは我々のシステムの中ですべてを完結させていた。だが、顧客、特に大手自動車メーカーなどから「エヌビディアのシミュレーション環境(Isaac Sim)を使いたい」「AI開発は自社やスタートアップの技術を使いたい」という声が強まってきた。
とはいえ、エヌビディアに依存していくのではなく「共存」していく。顧客がエヌビディアのプラットフォームを使いたいなら対応するし、別のシステムを使いたいならそれにも対応する。それがオープン化だ。
――顧客のニーズとはいえ、ロボットが外部システムと接続すれば、メーカーが把握しきれない環境下で動作することにつながります。予期せぬ挙動や故障を招く懸念はないでしょうか。



















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