もちろんこのやり方は一例で、「何のために何を学んでいるか」によって、具体的なやり方は千差万別でしょう。ここで大切なのは「1回1回、目的を変えて、自分のできるところ/できないところを確認しながら復習する」ことです。
きちんと復習すれば「復習の回数」を減らせる
いかがでしたか? もしかしたらみなさんの中には、「それでも復習なんて、面倒臭いよ」と思う人もいるかもしれません。確かに、何度も何度も同じことをするのは、面倒臭いものです。
そういう人は、逆に、復習はできるだけ少ない回数ですませられるようにしましょう。
なぜ多くの人が独学で挫折してしまうかといえば、この復習を何度も何度も何度も何度も繰り返さざるを得ないからです。
振り返りが不十分なままで何度も実践し、でもまた振り返りが不十分になってしまって、ということを繰り返し続けているから、うまくいかないのです。
逆に言うと東大生は、この復習をバシッと1回や2回で終わらせられるように努力しているから、質がすぐに上がり、習得のスピードが速いのです。
きちんと振り返れば、同じミスどころか「似たようなミス」すらしないように成長できます。多くの人が何度も何度もやるところを1回や2回ですんでいるから、必然的に「速い」わけです。
みなさんも、振り返りの質を大きく向上させて、復習の回数をできるだけ減らせるように、頑張ってください!
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