画面は地味でも遊ぶと凄い「西部劇ゲーム」の正体 プレーして面白さがわかる「デスペラードス3」

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『デスペラードス3』はドイツのゲーム開発会社「Mimimi Games」によって制作された作品で、ジャンルは「リアルタイムタクティクス」というものになります。

しかし、多くの人はリアルタイムタクティクスという言葉を聞いたことがないでしょう。本作に関しては、「西部劇を題材にした戦術ステルス(潜入)ゲーム」と解釈してもらってかまいません(厳密にはいろいろな定義・歴史があるのですが、割愛します)。

主人公はガンマンの「ジョン・クーパー」。彼は父親の敵を討つため、4人の仲間とともに西部開拓時代のアメリカを旅し、さまざまな戦いに身を投じていきます。

主人公のジョン・クーパーと4人の仲間(画像はPlayStation Blogより)

なお、タイトルからわかるようにシリーズものの続編なのですが、前日譚的な内容になっているため、前作までをまったく知らなくとも楽しめます。実際、私もシリーズをいっさい知らないままプレイしましたが、大満足できました。

複数のキャラクターを使いこなして攻略する

ゲームの具体的な内容としては、敵の防衛網をかいくぐって特定の地点を目指す、あるいはボスを倒すことなどが目的となります。本作をはじめてまず驚くであろうポイントが、敵の防衛がかなり優れているということ。

ステルス系ゲームは敵がうっかりしているからこそ潜入できるわけで、そこをきっちりされたら入り込む余地がありません。そこで『デスペラードス3』は、“キャラクターのスキルで道を切り開く”ことになります。

本作では複数人のキャラクターを操作するうえ、それぞれ複数の特別なスキルを持っています。例えばコインを投げて敵の気をそらしたり、誘惑して視線の方向を変えたり、最終的には特別な呪術まで使えてしまいます。もちろん、2丁拳銃で射撃するなどの攻撃スキルも多彩です。

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