昨今は「オープンワールド」というゲームの要素が流行しています。これは広大なフィールドを自由に冒険できるように作られたゲームだと捉えてもらって問題ありません(きちんとした定義もあるのですが、ややこしい話になるので割愛します)。
そして、オープンワールドRPGの傑作といえば真っ先に名前が出てくるのが、今回紹介する『The Elder Scrolls V: Skyrim(略称:スカイリム)』でしょう。
本作は1994年から続く「The Elder Scrolls」シリーズの最新作なのですが、過去の細かいことは知らなくてもOK。ドラゴンが空を飛び、エルフや獣人が暮らすファンタジー世界を満喫するようなRPGといえます。
『スカイリム』は全世界で200以上のアワードを獲得しており、2016年の時点で3000万本以上の売り上げを記録しています。そもそも11年前のゲーム(2011年に発売)なのに、いまだに遊ばれているレジェンド級タイトル。ぜひ一度は体験しておきたい作品となっています。
名もなき囚人として、さまざまな運命に巻き込まれる
『スカイリム』は、アメリカのゲーム開発スタジオである「Bethesda Game Studios」によって制作された作品です。最先端かつ大規模なオープンワールドRPGといえばこの開発スタジオで、ほかにも「Fallout」シリーズや、2023年発売予定の新作『スターフィールド』も手掛けています。
「The Elder Scrolls」シリーズでは、各作品で「タムリエル大陸」の各地域が描かれています。本作では雪に覆われたスカイリム地方が舞台で、街の外では巨人やマンモスが、わが物顔で歩き回っており、なかなか厳しい環境となっているのです。
また、スカイリム地方では帝国軍と反乱軍が信仰をめぐってモメており、きな臭い情勢になっています。プレイヤーは名もなき囚人としてこの世界を訪れ、さまざまな運命に巻き込まれていきます。
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