作中で読める本もたくさんあり、そこから得られる情報で世界がより奥深く、広く見えてくるのです。
例えば歴史をまとめたものや生活の知恵となる文章が掲載された本はもちろん、「スクゥーマ」と呼ばれる危険な薬の中毒患者になってしまった人物の記録も存在します。
あるいは誰かの手紙や日記も存在しており、この世界に生きる人たちの感情すらも読めるのです。官能小説的な(厳密には芝居の台本)『アルゴニアンの侍女』という本すらあり、幅の広さはかなりのもの。
広いフィールドを歩き回り、町の人たちと会話して肌で世界を感じ、本で歴史・情勢・文化の背景に関する知識を深めると、このスカイリムの大地をどっぷりと楽しめるのです。まさしくファンタジー情緒あふれるゲームなわけですね。
改造データを活用すれば、より世界が広がる
また、PCや専門知識が必要になりますが、MOD(改造データ)を活用すれば、より世界が広がります。一部ですがXbox、PlayStation版でもMODを活用できるようになっており、武器・防具・家・新大陸などが追加できるほか、バグ修正・チートなども行えてしまうのです。
このように『スカイリム』はとんでもないゲームで、もはや「傑作」という言葉で片付けていいのかわからないほど巨大な作品といえます。11年前のゲームといえども、未プレイならば一見の価値はある素晴らしいゲームなのです。
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