「発売15年経った今でも面白すぎる」ゲームの正体 ストーリーや作中の音楽も大きな魅力の「Portal」

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パズルゲーム「Portal」が時代を超えた傑作といえる理由とは(画像は任天堂公式サイトより)
「テレビゲーム」は子どもがやるものと思われがちですが、書籍や映画ともまた違う独自のシリアスな、あるいはユニークな作品が多数あります。その魅力は奥深く、大人の趣味として楽しめるほどに成熟しているといっても過言ではありません。
そこで、この連載では、ゲームの評論やコラムを10年以上書き続けているゲームライター、いわばゲームを遊ぶプロである渡邉卓也氏が、ゲーマーからは人気でも一般的にはあまり知られていないであろう著名な作品や傑作を紹介します。
第13回は、不思議なワープポータルのパズルを楽しめるうえ、ストーリーも大きな魅力となっている「Portal(ポータル)」を取りあげます。
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前回(「「発売から11年経っても超人気」ゲームの驚く中身」)は11年前のゲームを紹介しましたが、今回はもっと古い15年前(2007年)の作品「Portal(ポータル)」の話をしたいと思います。

15年前となると家庭用ゲーム機では2世代前になり、正直レトロゲームになりかけているのですが、しかしそれでも「Portal」は時代を超えた傑作といえるのです。

「Portal」は、PCゲーム販売プラットフォーム「Steam」を運営しているValve(バルブ)が開発した作品です。

Valveは「Half-Life」シリーズなどの有名タイトルも開発しており、実は「Portal」もそのシリーズと少し関わりがあります。とはいえ、そのあたりを知らなくても問題なく楽しめますよ。

ワープできる穴を作って、テストを乗り越えていく

本作は主観視点のパズルゲーム。ポータルガンと呼ばれる特殊な銃を使い、ふたつのポータル(入るとワープできる穴)を作り、さまざまなテストを乗り越えていくのが目標になります。

もちろん当時は革新的だったので、2007年のGame Developers Choice Awards(ゲーム開発者たちが集まるカンファレンスのアワード)でゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得していますし、いまになっても類似ジャンルで本作を超えるような作品はまずないのではないでしょうか。

そして2022年6月28日には、Nintendo Switchで本作と続編「Portal 2」がセットになった「Portal:コンパニオンコレクション」が販売されており、まさにいま遊ぶチャンスになっているのです。

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