最強の営業が伝授「超見やすいパワポ」7つのコツ オンライン商談では視覚情報が少なくなりがち
また、「何となくで色を決める」のをやめ、資料全体で統一ルールを設けるようにすると、一目で伝えたいことがわかる資料になります。例えば、セキュリティリスク増加などの悪いことを赤、セキュリティレベル向上などの良いことを青で記載する、というルールを決めて全スライドで適用すれば、パッと見ただけで何がいいたいのかが伝わるようになります。
プレゼンする側にも、される側にとっても、見やすくわかりやすいスライドになります。
●2. 余白は十分あるか?
IT製品の紹介資料では、スライド内に隙間なく文字や図表、ボックスなどが詰め込まれ、余白がないものを多く見かけます。
ただ、実は余白があまりない資料は圧迫感を与え、見ている人の視線が定まりにくくなるため、伝えたいことがきちんと伝わらなくなってしまいます。余白を意識したスライド作りを心がけましょう。
伝えたいメッセージはシンプルに
●3. スライド内に複数メッセージがないか?
1スライド1メッセージが基本です。スライド内に伝えたいことを詰め込み過ぎると、顧客は混乱します。複数のメッセージがある場合は、思い切ってスライドを分割しましょう。情報を詰め込み過ぎると、文字も小さくなってしまいます。文字が小さ過ぎると、何が書いてあるのかよく見えません。フォントサイズ10以下は、はっきりいって全く見えていないと思ったほうが良いです。できるだけ、フォントサイズは20以上にしておきましょう。
●4. 言葉のダブりがないか?
同じ言葉を何度も使ったり、タイトルと同じような表現を繰り返したりしているスライドをよく見かけますが、文が長くなり、伝えたいことが伝わりにくくなります。ダブりをなくし、冗長な表現をシンプルに変えることで、スライドがすっきりと整理され、伝えたいことが伝わりやすくなります。
●5. 表が見やすいか?
パワーポイントでは、表を挿入するとき、シマウマのように色が交互に入った表が標準で作成されます。ほとんどの方は、このシマウマ表に何の疑問も感じず使用してきたと思いますが、実はこれだと、つい色が濃いところに目線がいってしまい、伝えたいことがぶれやすいです。シマウマ表ではなく、目立たせたいところに色を付けた表を作成するようにしましょう。
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