職場であなたの印象がどんどん悪くなる「話し方」 「業界用語やカタカナ語ばかり使う」人は最悪

✎ 1〜 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

一流ホテルのサービスマンや高級エステの受付などは、かならず「○○さま、お帰りなさいませ」「○○さま、どのコースになさいますか?」などと客に呼びかけます。

名前をきちんと呼ばれて嫌がる人はいません。しかも「ほかの人ではなく、まさに『あなた』に向かって話しているのだ」という誠意も自然と伝わります。

「この人は自分を大事にしてくれている」「この人は私を気にかけてくれている」と相手に思ってもらえれば、それだけで「得する話し方」に一歩近づけます。

そのためのシンプルな方法が名前を正しく呼ぶことなのです。

特に効果的なのは、大人数での会合の場合です。こういう場では相手の名前は聞いた端から忘れてしまいがち。間違ったりしては大変ですから、相手の名前を呼ばずに逃げようとしてしまうことも多いでしょう。だからこそ、一度聞いたら積極的に口に出して呼びかける人はいい意味で目立ちます。

例えば、「こちらが○○さん」と紹介されたら「○○さん、よろしくお願いします」とすぐに、繰り返す。会話を始めたら「△△さんは、最近何か気になるニュースありました?」などと、うるさいぐらいに相手の名前を声に出しましょう。

名前をきちんと覚える。それを何度も口に出す。たったこれだけのシンプルなことですが、効果は絶大です。

【得ポイント】ちゃんと名前を呼ぶだけで、親密度アップ

うわさ話は損!

●損する人=うわさ話をやたらとしたがる→悪印象度72%
●得する人=うわさ話に関わらない→好印象度72%

社内のうわさ話が大好きな人が、部署にひとりはいるものです。

「○○さんは△△部長と大学が一緒だから、飛ばされることはないらしい」

「××さんは例の事業の失敗で異動になったから、今度は□□さんが仕切るらしい」

うわさ好きの人はまわりから「情報通」「事情通」と言われていたりします。本人もそう言われていることを「まんざらでもない」と思っています。

しかし、うわさ話をするのは「損」だと言わざるをえません。

次ページデメリットとは?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事