芦田愛菜「信じる」が中国人も称えるほど深い訳 年齢も国境も超え、天才子役から人格者に成長
先週、主演映画「星の子」の完成報告イベントで「信じる」ことについて聞かれた芦田愛菜さんのコメントが日本だけでなく、中国の人々からも反響を得ています。
中国版ツイッター・Weibo(微博・ウェイボー)の日本関連情報を紹介するアカウントが、イベントの動画を投稿。すると、「愛菜ちゃんの言葉に感銘を受けた」「どんな経験を積めばこんな発言ができるのか」「16歳で話すことか?」などの称賛が続出しました。
それを受けた『スッキリ』(日本テレビ系)でも特集を組んで芦田さんのコメントをフィーチャー。MCの加藤浩次さんだけでなく、教育学・コミュニケーション論が専門の齋藤孝さん、哲学者の小川仁志さん、日本文学研究者のロバート・キャンベルさんらが称えていました。
MCからコメンテーター、言語や哲学の専門家まで全員が「愛菜ちゃん」ではなく、「芦田さん」と敬意を表していたことからわかるように、その言語能力は本物。ここでは人間関係やコミュニケーションに関する2万組超のコンサルを行ってきた経験を踏まえて、年齢も国境も超えた芦田さんの言語能力を掘り下げていきます。
1分10秒に渡る丁寧なコメント
まずはイベントで芦田さんが「信じる」ことについて聞かれたときのコメント全文を挙げてみましょう。
芦田さんは1つの質問に対して、約1分10秒に渡る丁寧な受け答えを見せました。何度か「何だろう」と考えながら言葉をつむいでいたことから、あらかじめ準備したコメントではないでしょう。あくまで自分の言葉で語っている上に、聞く人のことを意識して、筋道立てた話し方をしていたことに驚かされます。
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