ポジティブな発言から入ると好印象
●得する人=いいところを指摘する→好印象度79%
プレゼン資料をまとめて上司に見せにいきました。
「うーん、まず1枚目のここだけど、なんかデータないの? データもなしにこんなことは言えないよね。あと最後のところだけど図が雑だな。やり直して」
こんなことを言われたらどうでしょうか? やる気はなくなってしまうでしょう。これは、「損」な話し方です。
では、こういう話し方だとどうでしょうか?
「お! ありがとう。早いね! 1枚目のところ、データがあるとよりいいけど、うまくまとまってると思うよ。この辺もう少し丁寧に図を置こうか」
きっとうれしいはずです。これは関係者みんながやる気になる「得」な話し方だと言えるでしょう。
ポイントはいくつかあります。
まず「いいね」「ありがとう」と言うことです。どんな仕事であっても、仕事を仕上げてきてくれたら「いいね」と認めて「ありがとう」と感謝する。仕事のできがどうあれ、まずポジティブな発言から入りましょう。
一方で、修正してほしいところが出てきたらどうすればいいでしょうか? 先の例にもあるように「ここを直してくれたら、よりいい」という言い方をしてみましょう。「ここがダメ」「ここが間違ってる」ではなく「こうしてくれたらよりよくなる」という指摘の仕方だと相手も気持ちよく受け入れてくれます。
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