リーダーなら身に付けたい「トラブル対処」のコツ 感情を理性でコントロールし、表に出さない
感情的にならない
リーダーのスキルにおいて、感情のコントロールは最大テーマの1つです。
たとえトラブルのときでも、人前で声を荒らげることによるメリットは何もありません。イライラした雰囲気を表面に表すことも避けなければなりません。
リーダーが感情をあらわにすると、まず、周りにいる人は萎縮したり、あなたの顔色ばかりうかがいはじめます。そして時がたつと反感を覚えるようになります。
元気がいいメンバーであれば萎縮せず言い返すかもしれませんが、その場合は感情のぶつけ合いになるでしょう。
冷静な議論が行われないと、結論は正しいものにはなりません。こうなるとおのずと成果も上がらず、メンバーは面従腹背をはじめます。
さらには「あの人は感情的な人だ」というレッテルを貼られ、あなた自身のリーダーシップの欠如とみなされます。威厳を保つために感情的になるという人もいるかもしれませんが、これ、大間違いです。威厳がある人がたまにやると様になるかもしれませんが、そういう人ですら繰り返すとその威厳も地に堕ちます。
威厳がない人ほど、感情的に声を荒らげる傾向があるため、「ナントカの遠吠え」という扱いを受けてしまいます。
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