日本の小売店で店舗面積が1000平方メートルを超えるものは、経済産業省と各都道府県に出店情報を届けることになっている。東洋経済は、これらの情報をデータ化し「大型小売店データ」として収集を続けてきた。
今回は当社でデータ化が完了している2021年の出店情報(届出ベース)をピックアップし、日本全国7つのエリア日本全国7つのエリア(北海道・東北、北陸・甲信越、東海、関東、近畿、中国・四国、九州・沖縄)に分けてランキング化した。一覧は店舗面積が大きい順に並べている。
1000平方メートル台の出店はドラッグストアが多い
北陸・甲信越エリアの2021年の届け出は73あった。その中で最大の店舗面積となったのは「あずみ野インターパークA街区」の9235平方メートルだった。
ランキング7位のあずみ野インターパークC街区、8位のあずみ野インターパークB街区ともに届出を行ったのは、デベロッパーの南花見田開発(長野県安曇野市)。大型のショッピングセンターが計画されており、A,B,C街区の合計の店舗面積は約1万8000平方メートルになる。
2022年5月にスーパーマーケットの原信、6月に家電量販のケーズデンキがオープンしたほか、家具やホームセンターなどの大型小売店の出店も予定されている。
一方、店舗面積が1000平方メートル台では、石川県に本社を置くクスリのアオキの出店が多くみられる。
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