日本の小売店で店舗面積が1000平方メートルを超えるものは、経済産業省と各都道府県に出店情報を届けることになっている。東洋経済は、これらの情報をデータ化し「大型小売店データ」として収集を続けてきた。
今回は当社でデータ化が完了している2021年の出店情報(届け出ベース)をピックアップし、日本全国7つのエリア(北海道・東北、北陸・甲信越、東海、関東、近畿、中国・四国、九州・沖縄)に分けてランキング化した。一覧は店舗面積が大きい順に並べている。
1位は9000平方メートル近いコメリの大型店舗
北海道・東北エリアでは2021年に73の届出があった。
その中で最大の店舗面積は、2022年3月にオープンしたコメリパワー函館西桔梗店(8795平方メートル)だった。コメリにとって函館西桔梗店は北海道で11店舗目、函館市におけるコメリパワー出店は初となる。
コメリは商圏に応じて3つの店舗業態で出店しており、パワー(大商圏型)、プロ(パワーの資材館のスピンアウト)、ハード&グリーン(小商圏型)がある。2022年6月末時点で46都道府県に1214店(コメリパワー84店、コメリPRO10店、コメリハード&グリーン1113店、アテーナ7店)を展開している。
1000平方メートル台の出店では札幌市に本社を置くツルハドラッグの出店が目立って多く、20近くあった。
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