日本の小売店で店舗面積が1000平方メートルを超えるものは、経済産業省と各都道府県に出店情報を届けることになっている。東洋経済は、これらの情報をデータ化し「大型小売店データ」として収集を続けてきた。
今回は当社でデータ化が完了している2021年の出店情報(届け出ベース)をピックアップし、日本全国7つのエリア(北海道・東北、北陸・甲信越、東海、関東、近畿、中国・四国、九州・沖縄)に分けてランキング化した。次ページに掲載した一覧は店舗面積が大きい順に並べている。
店舗面積は2万平方メートルを超える
関東エリアでの届け出は144あった。その中で最大は、埼玉県のふかや花園プレミアム・アウトレットだった(2万4355平方メートル)。
施設は関越自動車道の「花園インターチェンジ」から約1.5キロメートル、秩父鉄道の「ふかや花園駅」近くに位置し、2022年秋のオープンを予定している。
「プレミアム・アウトレット」は三菱地所・サイモンが展開しており、現在、日本に9カ所ある。埼玉県北西部に位置するふかや花園は三菱地所・サイモンにとって約9年ぶりとなる新規施設だ。
プレミアム・アウトレットを含んで1万平方メートルを超える出店の届け出は、ビバモール八王子多摩美大前(東京)、イオンスタイル天王町(神奈川)、コストコホールセール壬生倉庫店(栃木)など6つあった。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら