なぜ売れっ子芸能人は会社を作るのか? 島田紳助が長者番付に載らなかったワケ
100万円というと、所得税も住民税も課税最低限以下、ということになります。つまり、所得税も住民税もかからない、ということです。それが5人ともです。
つまり、会社を作れば、100万円かかるはずの税金がゼロになるということなのです。
サラリーマンでも、会社を作っての節税は可能!
まあ、現実にはそう単純ではないのですが、簡単にいえば、こういう仕組みなのです。似たようなことをしている「会社経営者」は日本にはゴマンといます。
個人事業者でも(会社を作らなくても)、所得を分散することはできなくはありません。
しかし、それにはさまざまなハードルがあります。青色申告をしなければならないし、家族はしっかり働いているという記録がなければなりません。
会社を作ったほうが、スムーズに所得分散ができます。会社であれば、ほとんど働いていない家族に、給料を払うことだってできるのです。
「芸能人が会社を作る理由」「会社を作れば税金が安くなるという意味」は、ここにあるのです。
またこの会社を作ることでの節税は、サラリーマンでもできないことはありません。会社内で、別会社を作るのです。つまり、大手芸能事務所に所属していながら、会社を作っている芸能人のようなものです。サラリーマンがこれを行うには、「ひとつの業務を完全に任せられること」など、若干、条件がつきます。しかし、できないことでは決してないのです。
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