5人超の大人数で会議やっても質が下がる2つの訳 10人以上のほうが良いという事はまずありえない
 
会議のベストな人数は?
前回(「会議で判断誤る残念な人々と正しい人々の決定差」4月21日配信)では、質のよい会議を実現するための個人の態度について、さまざまな学知をもとに考察しました。今回は、それを踏まえて、会議のベストな人数について考えます。
会議の最適な人数について、常に正しい一般解を与えるような研究はありません。そもそも会議は現実のまとまったデータがないのです。いちいち会議データを外部に公表したり、秘密情報を晒し続ける組織はないからです。しかしさまざまな体験談や実験研究を通覧すると、それなりに見えてくるものがあります。
また、日本でいう日銀政策委員会のような、金融政策委員会を国際比較した研究があります。そのような委員会は人数やメンバーが公開されていますし、委員会の成果をその国の金融情勢と見ることができます。もちろん金融情勢は、金融政策委員会の力だけで決まるものではありませんが、一要素ではあります。





 
         
         
        
       
        
       
           
          
         
          
         
          
         
         
         
         
        












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