佐藤ママが「勉強をしなさい」と言わない深い理由 子どもに「学習の習慣」が身につく母親の口癖

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子どもが自然に毎日計画的に勉強を進めていくようになる「お母さんの声かけ」とは(写真:Mills/PIXTA)
ついつい母親が子どもに言ってしまいがちな「勉強をしなさい」「今日はどこまでやったの」。親としては子どもに勉強をしてほしい一心で発したその言葉が、実は子どもを勉強から遠ざけたり、あるいは悪い勉強の仕方を身につけさせることになるかもしれない。3男1女を東大理三に合格させ『子育ては声かけが9割』の執筆者である佐藤亮子氏が、子どもが自然に勉強をはじめ、きちんと毎日計画的に進めていくようになる「お母さんの声かけ」について解説する。

「勉強しなさい」より「勉強の時間ですよ」

子どもが毎日自主的に勉強をしてくれればお母さんとしては助かりますが、なかなかそうはいかないご家庭も多いですよね。いつやるのかしらとハラハラしながら見守って、ついにはしびれを切らして「早く勉強しなさい!」「みんな勉強しているんだから、あなたもやりなさい」ときつく言ってしまう。子どもも言われて嫌々机に向かう。できればこういう状況にはしたくありませんね。子どもも心の中では「勉強しなくてはいけない」と思っています。でもやるのが億劫だと感じているのでしょう。

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私は、そもそも「勉強をする」「しない」という選択の余地をなくすことにしていました。毎日決まった時刻から勉強をはじめることによって勉強を習慣化するのです。「勉強をするのは当たり前」と思わせるためには、勉強を習慣化し、食事や歯磨きのように日常生活の中に組み入れることが大切です。

何事もとりかかるときの心のハードルは高いですから、まずは否応なくはじめられるよう勉強開始の時刻を決めましょう。わが家では夕食を終えた夜7時30分から、きょうだい全員で一斉に勉強をはじめて、低年齢の子から順に終えるようにしました。

私は、開始時刻になったらパチパチパチと手を叩きながら、「勉強の時間ですよー」と明るく言うことにしていました。毎日、同じ時刻に同じ声かけをすることがポイントです。「さぁ、はじめるよ」といった言葉でもいいですから、毎日淡々と同じ声かけではじめましょう。長々と言わず、シンプルな声かけにします。そうすることで勉強は「頑張ってやる」ものではなく「やって当たり前」のものと思わせるのです。

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