佐藤ママが「勉強をしなさい」と言わない深い理由 子どもに「学習の習慣」が身につく母親の口癖

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また、勉強開始の時刻を親の都合で「今日は7時から」「今日は8時から」などとコロコロ変えていると習慣になりません。学校のチャイムと一緒で、勉強をはじめる時間は毎日必ず同じ時間にすることが習慣化のコツです。親も仕事や用事があり、毎日同じ時間に勉強をはじめることは大変ですが、子どもを最優先で考えてください。

とりかかりが難しい子どものためにも、親が決めた時間に行動することが大事です。とくに9歳ぐらいまではまだ幼くて素直ですから、習慣化しやすいので、子どもが勉強するための環境を整えましょう。毎日の家庭学習が習慣になっていれば、その後大きくなってからも、勉強になかなかとりかかれないと悩まなくてすむと思います。

勉強は量が多ければいいわけではない

また、子どもにその日の家庭での勉強の進み具合を尋ねるとき、「今日は何時間勉強したの?」と勉強時間を気にしたり、「今日は何問解いたの?」「たくさんやれたの?」と進み具合を尋ねたりするお母さんも多いと思いますが、どちらの声かけもNGです。

時間について尋ねるのがNGな理由は、勉強はかけた時間では判断できないからです。机の前に座っていても、集中できずに、ぼーっとしている時間があれば、それは勉強時間とは言えません。また、同じ1問を解くのにかかる時間が1分の子どももいれば、10分以上の子どももいるため、勉強時間=解いた問題数ではないからです。

それでは、勉強した内容や量を聞けばいいのかといえば、それも違います。「毎日10問やろう」と決めても、計算問題と文章題では同じ1問を解くのにかかる時間が全然違います。だから、時間で区切って、その時間内にやれるだけやるのが勉強のコツだと思います。

それに、子どもに「どこまで解いたの?」「たくさんやれたの?」と聞くと、できるだけたくさんやったほうがいいような感じがしてしまいますから、子どもはたくさんやろうとして、解き方が雑になります。勉強は解いた問題の数ではなく、いかに丁寧に深く考えたかが勝負になります。また、字も汚くなりますから、雑に書いた数字だと計算などを間違えやすくなります。

そして最悪の場合には、早くたくさんやったことにするため、答えを見て写してしまうかもしれません。

次ページ「どれだけやった? 」より「予定は終わった? 」
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