瞑想が「ピンと来ない人」は正しい方法を知らない 必要なのは、紙とペン、そして静かな場所
瞑想には、エゴがつくりだした抵抗を緩める働きがある。そこから心の静けさ、明晰な頭脳が生まれ、忍耐力が高まる。瞑想中に浮かんだ直感的な思考から、多くを学ぶこともできた。
こうやって自分の内なる知恵にアクセスできるようになると、長年悩まされていた問題への解決策が見つかることもある。それに自分の周波数を上げる必要があるときは、瞑想すればいい気分になれることもわかっている。
おかしな話だと思う人もいるかもしれない。多くの人は、瞑想の目的は思考をクリアにすることだと考えている。しかし、それは誤解だ。
実際のところ、瞑想とは集中力だ。
瞑想は目の前の瞬間に集中するのを助けてくれる。
そして「今、ここ」をきちんと意識する力は、人生のあらゆる側面で強力なツールになってくれるだろう。
瞑想中のあなたは、五感を使って、今この瞬間だけに存在している。
自分の思考、感情、肉体的な感覚を静かに観察している。ただ遠くから観察するだけで、批判や善悪の判断はしない。
では、今すぐにできる短いリラクゼーション瞑想を紹介しよう。
必要なのは、紙とペン、そして静かな場所だけだ。
「今、ここ」に集中する瞑想の始め方
1 直感を使って自分のエネルギーレベルを分析し、1点から10点で評価する
1点はエネルギーの周波数がもっとも低い状態だ。この状態にある人は、気分が落ち込み、何もやる気が起きない。
10点は周波数がもっとも高く、心は穏やかな喜びにあふれている。
とっさに頭に浮かんだ数字を紙に書こう。ここで深く考えてはいけない。
2 この段階で実際の瞑想が始まる。完全にリラックスできる場所を見つける
瞑想の姿勢は立っていてもいいし、座っていてもいい。まだ目は開けておく。感覚を研ぎ澄ませ、自分の肉体を感じ取る。
あなたは座っているか?
あなたは立っているか?
背骨にはどんな感覚があるか?
何も変えてはいけない。ただ自分の肉体に意識を集中する。
3 呼吸を意識する
自分の呼吸をただ観察する。肺の奥まで息を吸い込み、そして吐き出す。
こうやって深い呼吸をしながら、肺に限界まで空気がたまる様子を想像し、それから古い空気をすべて吐き出す。
呼吸に合わせてお腹がふくらんだりへこんだりするのを感じる。同じく胸がふくらんだりへこんだりするのを感じる。