瞑想が「ピンと来ない人」は正しい方法を知らない 必要なのは、紙とペン、そして静かな場所
4 周りを見る
目に映る色やパターンを意識する。良しあしの判断はせずにただ観察する。周りにあるすべてのものを視覚で吸収し、それからゆっくり目を閉じる。
心のスクリーンには何が映るだろう?
思考をただ自然にまかせ、プレッシャーをかけない。ここでの思考には、正解もなければ間違いもない。
まぶたをリラックスさせ、頭に浮かぶ光景をただ観察する。このとき、自分の呼吸パターンをつねに意識する。吸って、吐いて、拡張、収縮。
5 周りの音を聞く
音はどこからやってくるか?
音のトーンは?
とくに目立つ音はあるか?
背景音と前景音を区別できるか?
また意識を自分の呼吸に戻し、息を吸う音、息を吐く音を聞く。
6 全身に意識を向ける
どこか緊張している場所はあるか? ここで何かを変える必要はまったくない。ただ肉体の感覚を感じ取る。
今この時点で、何らかの気持ちや感情がわき上がってくるだろうか?
どんな気持ちや感情だろう?
それらは体のどの部分に存在するか?
観察し、感じ、聴く。
あと1分、動かずじっとしている。
そして準備ができたら、ゆっくりと手と足を動かし始める。
目を開ける。
7 エクササイズは終わり
自分のエネルギーのレベルをチェックしてみよう。さきほどの1点から10点の評価で、今なら何点を付けるだろう? 紙にその数字を書こう。
瞑想前よりも点数は高くなっただろうか? もしなっていないなら、もう一度エクササイズを行おう。くり返すうちに、この短い瞑想でエネルギーの周波数を上げるコツがつかめるようになる。