瞑想が「ピンと来ない人」は正しい方法を知らない 必要なのは、紙とペン、そして静かな場所
そして、ほとんどの人が平凡な人生で満足してしまっているのです。
「正しい瞑想」30日間続けてみると…
近年になって瞑想の人気が高まり、あらゆる方面から称賛の声が聞こえてくる。作業療法士から主要メディアまで、さまざまな背景を持つ人たちが瞑想の利点について語っている。
しかし門外漢から見ると、瞑想はかなりとっつきにくい印象がある。時間がかかり、コツをつかむまで難しそうだ。私もまさにその理由で、何年も瞑想を避けていた。
私も多くの人と同じように、瞑想をするという目標は立てるのだが、それだけで終わっていた。そしてついに始めたときも、いまいちピンと来なかった。自分のやり方が正しいのか間違っているのかもわからないし、効果が出ているのかもわからない。
気まぐれに続けていただけなので、なかなか効果が実感できなかった。
しかし、瞑想についてきちんと学んでみると、自分がまったく理解していなかったことに気がついた。勝手に難しいものにしていたのだ。
正しい瞑想を30日間続けてみると、だんだんと効果がわかってきた。
1日15分の瞑想を1年間続けたところ、巨大な変化に気づくようになった。
とくに大きな変化は、めったに怒らなくなったことだ。昔の私は、怒りの感情にあんなに悩まされていたというのに。以前ならカンカンに怒っているような状況でも、いたって冷静でいられるようになった。
また、大混乱の状況でも、静かな心を保っていられるようになった。これは私にとって新しい能力だ。
以前より自分の思考を意識的にコントロールできるようになった。その結果、以前より機嫌よくいられる時間が増えた。