マクドナルドが高級路線?それは的外れだ

「グルメバーガーブーム」を追ってはいけない

シェイク・シャックのバーガーやポテト。高級感を漂わせつつも庶民向けの値段設定で人気を集めている(Tony Cenicola/The New York Times)

ウォール街はマクドナルドにもシェイク・シャックのようになってほしいと願っている。ニューヨーク発のハンバーガー店シェイク・シャックは新規株式公開(IPO)を申請したばかりで、ひょっとすると10億ドル調達できるかもしれない。

だが本当は、マクドナルドにはマクドナルドのままでいてもらい、その一方でウォール街は、シェイク・シャックがバブル現象かもしれないという点に注意を払うべきではないだろうか。

高級感あるバーガーで人気のシェイク・シャック

高級感のあるハンバーガーとポテトとシェイクを一般庶民向けに提供するシェイク・シャックは、グルメバーガーのファイブ・ガイズやIn-N-Outバーガーに似ている。2004年にレストラン経営者のダニー・マイヤーが「いまどきの道端にあるバーガー屋」と称して開業した。

ニューヨークの街角にホットドッグの屋台を出したのがその第1号店。今や米国内に36店舗を構え(そのうち5店はフランチャイズ方式)、国外にも中東地域を中心に27店舗を展開している。

次ページ売り上げ好調のバーガーショップ「シェイク・シャック」!
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

東洋経済education×ICT