ベルギー版フライドポテト、日本上陸の衝撃 世界遺産にも申請予定、その実力はいかに?
フライドポテトの話題が日本中を駆け巡った12月。日本マクドナルドは同月17日からポテトのM、Lサイズの販売を休止した。
米国西海岸で港湾の労使交渉が長期化し、日本向けの輸出が大幅に遅延しているのが理由だ。対象は全国3100店舗で、M、Lサイズの販売再開の時期は未定という。
ファミレス大手のすかいらーくも、同様の理由で250トンのポテトを緊急空輸した。今のところ商品内容に変更はないが、何とか急場をしのいでいる状況だ。
そんなフライドポテト騒動の余韻が残る中、ベルギースタイルのフライドポテト専門店が日本に上陸した。その名は「POMMEKE(ポムケ)」。12月23日、東京・港区の外苑前に1号店がグランドオープンした。
"脇役"をあえて主役に
日本のファストフードの中で「ポテト」はあくまでサイドメニューであり、“脇役”という印象が強い。だが、ポムケはその脇役を主役と位置づけた。ポムケのフライドポテトに使用するジャガイモはすべてベルギー産、その中でも「ビンチェ」という種類のジャガイモを使っている。
「(他の品種に比べ)水分が少なく、カラっと揚がるのが特徴」(ポムケのロブ・ヴァン・ナイレン取締役)
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