長引くコロナ禍で医療を取り巻く環境は変わった。血液検査などの検査機器・試薬で高シェアを誇るシスメックスの家次恒会長兼社長に今後の展望を聞いた。
──コロナ禍を経て、社会の医療への意識は変化しました。
日本は医療のレベルが高く、いつでも手厚い治療が受けられる安心感があった。が、コロナで状況は一変し、今は国民が医療に注目している。これを機に、医療制度のあるべき姿について社会の合意を形成し、将来に備えておくべきだ。今後コロナ以外の感染症が広がるリスクがある。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ではいけない。
感染症だけでなく、高齢化への対応も重要。医療制度の充実と医療費の抑制を両立させるべきだ。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら