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「供給制約」で価格高騰が続く マンション・住宅

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販売好調を受け、途中で価格が引き上げられるマンションが珍しくなくなった

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タワーマンションが林立する東京・豊洲。2021年10月に竣工を迎えた東急不動産の「ブランズタワー豊洲」(写真)は、コロナ禍での新築マンション市況を象徴する物件となった。

19年6月のお披露目会で公開された平均坪単価は約400万円。「豊洲にしては高すぎる」──。関係者間の評判は芳しくなかった。開発用地の取得価格が高く、東急不社内でも事業の成否を不安視する声があったほどだ。

が、ふたを開ければ販売好調。価格はさらに上昇し、販売終盤の21年9月には100平方メートル・1億7530万円の住戸に20倍の申し込みが入った。坪単価で575万円だ。1152戸の超大型マンションが、竣工とほぼ同時に完売する異例の事態となった。

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