「フェイスブック」から「メタ」へ──。米フェイスブックが2021年10月末、社名変更を発表した。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの技術を組み合わせ、「メタバース」と呼ばれる仮想空間で遊んだり交流したりできる基盤を作る。今後同社は、メタバース開発に年間約1兆円を投資する方針だ。
メタバースとは、「超」を表すメタと「宇宙」を表すユニバースを合わせた造語。フェイスブックの社名変更で一躍話題となったが、実は新しい概念ではない。
米リンデンラボが03年から運営する「セカンドライフ」は、自分のアバターを使って仮想空間で生活するプラットフォームだ。
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