長引くコロナ禍によってアパレル需要の低迷が続く一方、販売チャネルのEC(ネット通販)シフトが加速した。経済産業省の調査によれば、2020年のアパレル販売におけるEC化率は19.4%。これまでは緩やかな伸びにとどまっていたが、コロナ禍以降は急成長を遂げている。
ただ、「書籍、映像・音楽ソフト」の42.9%、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」の37.4%などと比べると、その差は大きい。アパレルではサイズや質感、機能性などを実物で確認したり、試着したりしてから購入するニーズが大きいためだ。EC拡大と同時に、その限界も見え始めていた。
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