米中貿易摩擦や新型コロナで先送りされてきた製造業の設備投資が一斉に動き出し、FA(工場自動化)関連業界が活況に沸いている。工作機械やロボットの世界的大手、ファナックは今後をどうみているのか。
──NC(数値制御)装置やロボットの受注が急回復しています。
とくに中国でNC装置の伸びが大きい。米中貿易摩擦以前も順調に伸びてきていたが、今は当時の予想よりはるかに多いオーダーが来ている。
需要が拡大しているのは、中国で工作機械が古いマニュアル式の機械から、NC装置を搭載した自動式の機械へ置き換わっているからだろう。四半期、年単位ではアップダウンがあったとしても、数年単位でみれば確実に増加する。
──製品の組み立てなどに使われるロボットのほうは?
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら