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東芝はついに会社の3分割へ 総合電機

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東芝の綱川社長は21年4月に急きょ再登板した

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総合電機業界では、戦前から続く名門企業たちが、ガバナンス不全に端を発した大病に苦しんでいる。

「もう家電もパソコンもない。私がいたメディカル(医療機器)もなくなった。総合電機メーカーという感覚はない」

2021年11月、会見に臨んだ東芝の綱川智社長は感慨深げな表情で述懐した。この日、東芝は主な事業ごとに3つの会社に分割する計画案を発表。エネルギーやインフラ、ビルを担当する「インフラサービスカンパニー」と、パワー半導体やHDDを担当する「デバイスカンパニー」、さらに、半導体メモリー大手のキオクシア株や上場子会社の東芝テック株を保有する「東芝」の3社に分かれる。22年3月までに臨時株主総会を開き、3分割案を審議する予定だ。

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