価値観激変!東大ママが産後に見る"新世界"

産んで幸せ?それとも…?

子どもを産んだ後、東大卒のママが見る光景はどう変わる?(写真:まちゃー / Imasia)

政府は指導的地位に就く女性を30%に引き上げようとしています。企業は「女性ならでは」の「生活者の視点」をマーケティングなどに生かそうとしています。

でも、はっきり言って、男性と同等に競争し、女であるということによってほとんど不自由を感じずに生きてきた私たちみたいな女の場合、別に女性だからといって特別な配慮を受ける必要もなければ、自動的に「生活者の視点」を持ち合わせているわけではないんですよね。――そう、子どもを産むまでは……。

東大卒女性たちにとって出産は何をもたらすのでしょうか。前回は夫婦の対等な関係が崩れる「産後クライシス」を扱いましたが、今回は後編として仕事へのスタンスの変化や社会的意識の変化について見ていきたいと思います。

競争の階段を駆け上がり、マッチョな考え方をしてきた女性に、妊娠という体調の変化や、子どもという「思いどおりにならない存在」は、どんな変化を及ぼすのでしょうか。

そこで得た経験は、企業や社会に新たな視点を持ち込むことになる可能性を秘めているともいえるでしょう。ワーキングマザーって大変そうだなぁ……と思っている、これから子どもを産む女性たちにも、参考になれば幸いです!

弱い立場に初めて立つ

前回記事で書いた「産後クライシス」のひとつの原因は、女性側のホルモンバランスや身体的しんどさもさることながら、妻にとっては出産を経て見える「世界」が大きく変わっているのに対して、夫があまりに変わらない(急に変われないのは仕方ない気もしますが)ことかもしれません。

東大卒女性たちの「世界」はママになって、どう変わったのでしょうか。「自身の変化」について聞いてみました。まずは、弱い立場の人の気持ちがわかるようになったなど、社会に対するスタンスの変化が挙げられました。

次ページ産んで初めて女になる?!
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • 働き盛りでがんになった人たちの行動
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ時代の勝者と敗者<br>不動産 熱狂の裏側

実体経済の悪化を尻目に、国内外から熱い視線が注がれる日本の不動産。業界の雰囲気とは対照的に、上場不動産会社の株価は軒並み軟調です。コロナ後の新常態で誰が笑い、誰が泣くのでしょうか。現場の最新情報を基に不動産市場の先行きを展望します。

東洋経済education×ICT