価値観激変!東大ママが産後に見る"新世界" 産んで幸せ?それとも…?

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・生きるのって楽しい!(と思うようになった)。(2007年教育学部卒)
・間違いなく、人生を豊かにしてくれた。(2000年経済学部卒)
・自分の人生の選択の迷いが減った。子どもを軸として考えるようになった。(2004年農学部卒)
・自分とは違う考え方、行動をする子どもたちと過ごす中で、物事に柔軟に対応する能力が向上し、完璧主義はやめて、小さな違いを気にせず、本質を押さえることに注力するようになった。(2001年文学部卒)

子どもを通じて今まで見えなかった世界が見えるようになり、視野が広がりますよね。

・誰にでも上手に助けを求めることができるようになった。子どもの習い事、ママ友つながりで人脈がぐっと広がり、それが仕事につながることも。(1991年経済学部卒)
・子どもを産むまでは、保育園の違いやそれによる子どもへの影響の大きさもわからなかったが、子どもを産んで長い時間、保育園に預けるようになって、保育の質は重要だということを実感した。また、子どもを対象とするビジネスが世の中にはたくさんあることがわかり、でもそれらが本当は子どもにとっていいものなのかどうか、判断する力がついてきたと思う。仕事の質とスピードは格段に上がった。(2001年教養学部卒)

……ということで、前回・今回を合わせた結論は「夫婦関係には危機が訪れる可能性はあるものの、子どもを産むのは人生を豊かにしてくれるからオススメだよ!」という少子化対策みたいなメッセージでしょうか(笑)。いや、夫婦関係も崩れなければなおいいですね……。

そして、それまでの視野が狭すぎるんだと批判もされそうですし、両立をめぐっては悩みも多い私たちですが、仕事一辺倒から世界が広がった女性たちの経験は、きっと仕事にもポジティブな影響をもたらします!

仕事と出産・子育ての兼ね合いについては、追って別の回でも取り上げたいと思っています。

東大ママ門 東大卒ママの同窓組織

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とうだいままもん / Todai mamamon

団体概要:2011年のホームカミングデーをきっかけに発足した東大卒業生の同窓組織。Facebookグループには0歳~小中学生の子を持つ母親を中心に、20~50代の東大卒業生560人が登録。「子育て中だが、会社内にはまだロールモデルが少ない」などの悩みを、同じ大学出身という共通基盤の下にFacebookのグループページ(非公開)で共有したり、オフ会、勉強会などで情報交換している。立ち上げの経緯はこちら(リンク)。

立ち上げ人:中野円佳。2007年、東京大学教育学部卒。『「育休世代」のジレンマ』(光文社新書)著者。同著では制度が整ってからも総合職女性が活躍しづらい社会構造を指摘。高学歴女性の抱えるジレンマについて触れている。

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