出世のためなら三千里!外資系で「上る」技術 誰もが、上司のために働いている!!

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例えるなら、上司がお客様だとしたら自分は営業さん。

営業さんは、つねにお客様の期待に応えなければいけません。そして期待に応えるだけではいけません。相手の予想を上回らなければいけないのです。

どんな上司の無茶ぶりにも笑顔で喜んで!の精神です。

「通常業務」と、「上司関連業務」に分けよ!

ホットパンツは言いました。

「だから通常の業務と、俺が頼んだ業務があるならば、俺の業務を優先しろ

やだ! この人……強引すぎる!

女はいつでも強引な男にときめくものです。

しかし、彼はいいことを教えてくれました。

日常のありとあらゆる業務の中で、上司に気に入られるためには、優先順位をつけることが大切なのです。

つまりそれは、通常の業務と上司に影響がある業務に分けること。

上司に影響がある業務とは、上司の利益になる仕事のことであり、これに時間配分を多く割き、正確かつ期待を上回るようにこなすことこそが、

「上司様のお気に入りポイント」をアップさせる秘訣なのです。

もちろん出世するためには、本人の能力も大切です。その能力を磨く努力も必要です。

ですが、根幹にあるのは、

自分を前に出し、上司に媚び、上司様の利益を最大限に図ること、

それが外資社畜道なのです。

しゃぶしゃぶあーんは性格的に無理だけれども、せめて仕事で勝負しようと、
このとき、私はそう思ったわけです。

そう言えば、そのしゃぶしゃぶあーん先輩も上司がいないときは、

「眠いから帰るわ」

と言って帰るタイプでした。見事な時間の配分能力ですね!(涙)

といったところで今日は失礼します☆
 

ずんずん キャリア・人間関係コーチ、コラムニスト

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ずんずん / zunzun

元外資系OL。大学卒業後、埼玉県にある日系事業会社に就職。激務の果てに「死ぬ前に丸の内OLになりたい」と転職活動を開始し、外資系投資銀行に採用される。さらにシンガポールの世界的IT系企業で働いたのち、帰国。著書にコミックエッセイ『外資系はつらいよ OLずんずんが見た資本主義帝国♪の全貌』『外資系OLは見た!世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』(ともにKADOKAWA)『エリートに負けない仕事術』(大和書房)がある。

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