親からの「帰ってこい」から逃れるには? データで就職環境の厳しさを説明するべき

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最近は大学生の就活に親が関与することが多い。大学が親向けに就職説明会を開催するのはまったく珍しくない。それどころか、企業が親を対象した説明会を行うケースもある。

親世代の就活と現在の就活は大きく変化しているが、親は自らの経験を基に子どもの就活に口を出す。親の発言や行動が学生に負担をかけて、結果的に就活を邪魔していることもある。今回は親の言動に悩む学生からの質問にお答えする。

地元に就職したい会社はあるか?

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Q1:都内の大学に通っていますが、親が実家に戻って就職しろと言います。私は地元に戻りたくありません。一人っ子ですから子どもに戻ってきてほしいという親の気持ちはわかりますが、東京に慣れてしまったのでUターン就職はしたくないのです。どのように親を説得すればいいでしょうか。

質問のように、親のUターン就職希望に悩む学生は少なくありません。親は感情で発言しているので、ここは冷静に対応しましょう。客観的なデータを示して親を説得するべきです。

まず、地元に就職するのに適した企業がどれほどあるでしょうか。地方の県庁所在地であれば、自治体職員、地銀、信金・信組、放送局、新聞社、建設会社といったところでしょう。県庁所在地でなければ、市町村職員と信金・信組ぐらいではないでしょうか。地元には地元の人間関係や高校閥などがあり、これらの仕事に就くのは容易なことではありません。また、金融機関は一定の人数を採用しますが、放送局や新聞社は採用人数が少ないので入社は難しいです。

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