あなたにも出来る! 社労士合格体験記(第15回)--初の法律系資格をGET! そして社労士へ再チャレンジ
ビジネス実務法務検定の試験日は、職業訓練修了直後2004年12月12日。その時の私といえば行政書士試験で失敗し、46歳にして就職も決まらないまま失業保険もついに打ち切り、という厳しい現実に直面していました。そこに義母の入院という不測の事態。大ピンチですが、この試験が新年に運気を呼び込むチャンスになるかもしれません。
職業訓練は社労士だけではなく、ビジネス実務法務検定の3級合格をめざす内容でした。少し無謀とも思えましたが、思い切って、1ランク上の2級も併願しました。検定受験料は3級4200円、2級6300円。併願すれば当然お金もかかりますが、ここでケチケチしていては運に見放されてしまうと、まさに背水の陣で試験に臨みました。
妻が大喜びしてくれた
ビジネス実務法務検定の3級と2級は、7割以上の正解が合格ラインです。手応えもよかったので、当日の夜に自己採点をしたら、どちらも合格ラインに到達していました。独立開業できる資格ではありませんが、今まで全く無縁だった、法律系資格をこれからは履歴書に書くことができます。就職先候補も広がるかもしれません。
妻はなにを勘違いしたのか、まるで司法試験に受かったかのように大喜びしてくれました。浮き沈みの激しかったサル年の終わりに、とにかく自分の気持ちの中で、少しでも来年に希望が持てるようになったことが、最大のプラスだったと思います。
翌日、喜び勇んで職業訓練で通ったアカデミーテンプ代々木校に報告に行くと、担当の先生も2級合格ということでたいへん喜んでくれました。ちょうど学校では、翌年の社労士受験を目指している生徒に対して、12月中旬からはじまる半年間の有料クラスを募集中。
新しい就職先もすぐには決まりそうもないので、将来開業できる可能性のある資格の勉強を続けるしかないという消去法でしたが、受講を決断しました。私も含めて5人の訓練生と一般募集の生徒5人が、週2回の夜間クラスを受講することになりました。