あなたにも出来る! 社労士合格体験記(第15回)--初の法律系資格をGET! そして社労士へ再チャレンジ
タダほど有難いものはない
ところで、海外好き、語学オタクの私は、仕事や旅行で約30カ国を訪問した経験があります。ただ、5大陸の中でまだオーストラリアだけは行ったことがなかったため、年末、妻と行けたらと考えていました。しかし、突然の義母の入院で白紙撤回せざるを得ませんでした。
でも、せっかくできた時間です。なにか有益なことに使いたいと思っていたら、行政書士模擬試験を受けた資格予備校のLECで、興味深いパンフレットを見つけました。キャンペーンで各種資格試験の無料体験講座を12月から1月にかけて集中的に行うというのです。
まず、既に勉強をはじめている行政書士と社労士のクラスを申し込み、その後、FP(ファイナンシャル・プランナー)、簿記、弁理士、司法試験に至るまで、とにかく暇にまかせて、無料体験講座を受けまくりました。今まで調べもしていなかった資格について、どんな範囲が出題されるのか、難易度はどれくらいかなどがわかっただけでも、初学者の私にとって大変な収穫でした。
択一式の絞り込みのコツ
ビジネス実務法務検定の勉強をしていたときに、択一式の絞り込みのコツを覚えました。
この方法は社労士試験でも、大いに役立つと思っています。社労士試験の択一式は、5つの選択肢から正しいもの又は間違っているものを、一つだけ選び出します。
試験ではこの選択肢を、如何に絞り込んでいくかがポイントとなります。私はそれまで問題用紙の選択肢の横に、正しいければ“○”、間違っていたら“×”とだけ書いていました。ただ、このやり方だと正解が明らかな場合を除いて、うまく絞り込めないと感じていました。また、限られた時間で見直しをするときに、どこを見直すのかも迷うことになりかねません。