【映像解説】地方学生の新しい就活、インターネット企業説明会
企業が採用関連の予算を絞り込んでいることから、地方での会社説明会が減少している。好景気の時は東京や大阪に本社を置く企業が、札幌や福岡で学生向けの会社説明会を開催することは珍しくなかったが、今では地方での会社説明会は減少する一方だ。
しかし、就職難の折り、学生としては多くの説明会に出席したい。
そこで、地方学生は東京や大阪まで行くことになるのだが、交通費、宿泊費の負担はあまりにも重い。夜行バスやフェリーを使うケースもあるが、体力的にかなりきつい。
一方、企業側としては地方にも優秀な学生がいることはわかっているのに、地方で会社明会を開催できないというジレンマを抱えている。
そこで、今年9月からコンサルティング会社のレジェンダ・コーポレーションとジョブウェブが共同で、地方学生を対象としたネットによる会社説明会を本格的に開始した。
名称は「ウェブフェスタ」という。
「ウェブフェスタ」では、地方の学生が学校や自宅に居ながら、大都市圏の複数の企業の説明会に参加することが可能になる。チャット機能やフィードバック機能が搭載されているので、リアルタイムに双方向コミュニケーションをとることができる。
すでに8月5日に説明会は実施され、時間と費用の削減以外に、ネットだからこそ企業と学生が密接なコミュニケーションを取ることができる、というメリットがあることもわかった。
ネットによる会社説明会について東洋経済HRオンライン編集長の田宮寛之が解説する。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら