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近づくな、入るな!"就活塾"の危なすぎる実態 「就活ビジネス」があなたを狙っている

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  • 田宮 寛之 経済ジャーナリスト、東洋経済新報社記者・編集委員
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無料セミナーならばいいと思って出かけると大変なことが待っています。30分から1時間程度は講演があるものの、その後で個室に案内されて、1対1で、または複数のスタッフが学生を囲んで、長時間にわたり勧誘されることになります。勧誘時間が6時間を超えることもあります。かなり威圧的な雰囲気で勧誘されるために、「早くこの場を逃げ出したい」という一心で契約を結んでしまうことが多いのです。

最初はにこやかに説明していたスタッフは、学生が「入会したくない」と言うと態度を一変させて「ここで入塾を決めなければ絶対に就職できない」などと怒鳴りつけ、不安をあおるような発言をします。スタッフの態度の豹変と不安をあおる発言に圧倒された学生は、抵抗できなくなってしまいます。

就活塾の入会金は消費者金融で

Q3:おカネがないと言えば、断れるのではありませんか。

親に相談したいと言うと、「20歳超えているのに親に相談するのはおかしい」などと言って、学生に契約を迫ります。おカネがないと言うと消費者金融まで連れて行かれて、お金を借りることを強いられることもあります。学生は消費者金融から借りることはできないのですが、「フリーターと申告しろ」と言われた就活生もいます。違法行為を強いられたことになります。

また、就活塾がバイトを紹介してくることもあります。時にはバイト先がその就活塾ということがあります。いつの間にか学生自身が就活ビジネスに取り込まれてしまうのです。

勧誘を断り切れず契約してしまったある学生は、「親に心配をかけるのはよくないので、塾のことは親に話さずに自分で払うように」と言われたそうです。就活塾の表向きの理屈は「塾代など自分で払うぐらいでなけば、内定は取れない」というものです。しかし、実際は、親に出てこられると面倒なので、親に知らせないようにしているだけです。

Q4:就活塾ではどんなことをするのですか。

面接やエントリーシートの書き方をきちんと指導してくれる就活塾もあります。すべての就活塾が悪質ということはありません。

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