企業の競争優位はカスタマーサービスで決まる ダイソン、アップル、フェデックスの共通点
ダイソンの掃除機の取っ手にあるメッセージ
スマホを買い替えたがうまく設定できない、鉄道会社のオンライン予約を登録したいが設定できない……。誰もが普段の日常生活において、製品やサービスの不具合や使い方について、企業に問い合わせをした経験があるだろう。
近年デジタル化が進むなかで、多くの消費者が製品やサービスを購入する際につまずくようになった。また、ネットでの買い物が増え、実物を触ったり試したりしないまま購入手続きを進める人も増えた。
ところが、実物を確認していなかったために、届いた製品がイメージと違う、注文したものと異なる製品が届いた、代金を支払ったのに製品が届かないなど、トラブルに見舞われることも少なくない。
助けてもらおうとコールセンターに電話をすると、キーパッドであれこれ数字を選ぶように指示されたあげく、異様に待たされてしまう。ホームページ上にチャットで問い合わせができる機能を設けている企業もあるものの、大概がチャットボット(AI自動会話プログラム)を利用しているため、らちが明かない回答しか得られないことが多い。



















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