女が大好きな「占い」、男が嫌う理由とは? 「上から目線」は男のプライドが許さない

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大物経営コンサルタントのセミナーには多くの男性が詰めかけますし、有名な創業者の書いた自伝(まるで聖書のような装丁)はロングヒットを続けます。

その光景はいくぶん宗教的。

実際、若手のベンチャー創業者たちの間では「開業日は風水で決める」とか「オフィスの引っ越しは縁起のいい方角へ」など、最後の最後はスピリチュアルな材料に頼る習慣があるといいます。

いくらロジカルに理論を積み上げても、最終的には「えいや!」で決めなくてはいけない課題があることを、彼らは知っているのでしょう。

普通のビジネスの現場でも、「経営コンサルの言うことなんて、占いみたいなものだ」とけなしながらも、現実的には、重要な判断材料に使わざるをえない場面も多いはず。

警戒のハードルが高い分、一度相手を信じ込んでしまうと、「言い当ててほしい」「導いてほしい」と頼る割合は、男性のほうが高いのかもしれません。

普段は「占いなんてバカらしい」と吐き捨てている男性ほど、要注意です!

五百田 達成 作家、心理カウンセラー

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いおた たつなり / Tatsunari Iota

米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー、株式会社 五百田達成事務所代表。35万部を突破した察しない男 説明しない女シリーズ、『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「コミュニケーション心理」「職場の人間関係」を主なテーマに執筆や講演を行う。

 

 

 

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